カイユウ試作列伝

2007年の計画発表 〜 2012年の発売まで。それと現在。
カイユウの開発期に生まれた試作品をご紹介〜

試作車 Jennifer 時代 （2007〜2009年頃）

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2007年のサイクルモード幕張で計画を発表、翌2008年のサイクルモード幕張で実車を公開したカイユウの初代試作車、コードネーム：ジェニファー。2009年のサイクルモードでは、リカンベントシミュレーターと共に、宿野輪天堂がリカンベントに思うところも発表しました。
ジェニファーは計画時の仕様案、
　・前後サスペンション付きの快楽仕様、
　・250ccのオートバイ並みに長いロングホイールベース、
　・駐輪時に場所をとりすぎないための折り畳み機構、
　・クルマのような回転軸のハンドル、乗車ポジション、、、
それら基本コンセプトをほぼ実現していますが、その実用には課題も多く、実験機に近い仕様でした。

試作車 Sarah 時代 （2010〜2011年頃）

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カイユウの二代目試作車（コードネーム：サラ）。2010年のサイクルモード幕張で公開。前作ジェニファーで得たノウハウがたっぷりと注ぎ込まれ、市販化をも視野に入れた一台でした。細かく設定を変更すれば、良くも悪くも思い通りに走らすことができたので、走行データの蓄積にとても役立ちました。

試作車 First 0 時代 （2012年〜　）

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生産直前の最終確認用試作車、カイユウ・ファースト・零号機。2012年の台北ショーで公開。さらに間もなく本生産された製品版も一緒に、MINILOVEやサイクルモード幕張でも発表されました。零号機は、製品版とほぼ同じ機能、走行感、整備性をもつ一台で、現在は、遠慮なくイジれる一台として、製品版カイユウと共に、試作パーツの検証等にも使われています。